海外でスマホは定額?格安SIMは?モバイルwi-fiが便利?

先日「海外旅行で困らないための持ち物リスト」という記事を書きました。

海外旅行で困らないための持ち物リスト

2018.06.18

持っていくと便利グッズに、海外モバイルwi-fiと書きました。

海外でネットが使えるのと使えないのでは旅行の快適さがまるで違いますからね。予め国内業社(イモトのwi-fi、グローバルwi-fiなど)でレンタルして持っていくと本当に便利ですよ!

しかし、海外で安くネットを利用しようとすると、もっと手段はあるようで、ドコモ、au、ソフトバンク、格安SIMスマホユーザーでも事情が異なって来るようです。

私が直近で海外旅行に出かけたのは2017年6月で、1年近く間が空いておりましたので、改めて最新の海外でのデータ通信事情をまとめて見ました。

※結構長い記事となりましたので、目次を細分化しました。必要な所のみお読みくださっても大丈夫です。

今持っているスマホ海外でネットにつながる?料金は高い?

海外旅行に限ったことではありませんが、知らない土地に行くと必ずやるのがスマホでgoogleマップを開きますよね
旅行前に、食事するお店を予め調べて行くという方はいても、ホテルからの道のりまで全て予めリサーチして行く方は少ないのではないのでしょうか?

海外では翻訳アプリを利用したりもしますよね?あれもオンラインで行う場合が多いです。

SNSですぐに発信したいという方も多いのでは無いでしょうか?

そう、旅行では何かとスマホを使用するのです。ネットが使えるとスーパー便利なのです。

ではあなたが普段使用しているスマホは、海外でネットにつながるのでしょうか?

それは『大手キャリアスマホ(ドコモ、au、ソフトバンク)』か『格安SIMスマホ』かで違います。

大手キャリアスマホの場合

大手キャリアのスマホの場合、基本プランの中に”海外ローミングサービスというものが含まれています。

海外ローミングとは、大手キャリア3社が旅行先の国にある通信事業会社と提携を行っており、その提携先の通信事業会社を選択した場合に限り、「海外定額制」の対象となります。これで1日にどれだけネットを利用しても上限の金額は固定されます。

※定額はデータ通信に限ります。通話に関しては国際電話扱いなので高いです

各キャリアで2種類の海外データ通信サービスが用意されているようです。

NTT docomo au ソフトバンク
2段階
定額サービス
海外パケ・ホーダイ 海外ダブル定額 海外パケットし放題
1,980円/1日(約24.4MBまで)
2,980円/1日(約24.4MB以降)
1,980円/1日(約24.4MBまで)
2,980円/1日(約24.4MB以降)
1,980円/1日(25MBまで)
2,980円/1日(25MB以降)
新型
定額サービス
パケットパック海外オプション 世界データ定額 アメリカ放題
980円/1日 980円/1日 地域限定で無料

メリットとしては手続きが簡単であることや料金体系がシンプルでわかりやすいと言うことでしょう。デメリットとしては端末ごとに利用料金がかかるため、家族旅行などで全員が利用するとなると、家計全体では結構な出費になる可能性があります。

2段階定額と新型定額

これまで、海外で利用する際の定額サービスは2段階制定額が一般的でしたが、2014年9月9日にソフトバンクが「アメリカ放題」をスタートさせたのを皮切りに、2016年7月にauが「世界データ定額」を、2018年3月15日にドコモが「パケットパック海外オプション」と言う新型のサービスをスタートさせています。auの「世界データ定額」ドコモの「パケットパック海外オプション」についてはサービス内容はほぼ同一なものです。

2段階制定額では、一瞬でもネットにつながると(ライン1通でもグノシーの更新でも)最低1,980円の料金が発生し、使用量が約25MBを超えると2,980円になると言うものでした。

確かに定額制なので安心は安心なのですが、毎日約3,000円(25MB~)が上乗せされると地味に辛いですよね。

それに対し新型定額である「世界データ定額(au)」、「パケットパック海外オプション(ドコモ)」は1日あたり980円の定額で、国内でのデータ定額プランの容量分で利用できるというものです
(ソフトバンクの「アメリカ放題」だけ仕組みが違います)

例えば国内で7GB上限のプランにしている場合、その上限がそのまま海外でみ適用されます。月末の旅行の時には少し注意しなければいけないかも知れませんね。
旅行中に上限に達した場合は当然速度制限がかかるわけですが、日本と同じように通信料追加することも可能です。

私が毎回モバイルwi-fiをレンタルしていたのは、当時ドコモにはこういったプランが無かったためです。

「パケットパック海外オプション」が2018年3月より開始されるまで、「海外1dayパケ」と言う、定額サービスもあったのですが、24時間での使用上限が30MBでした。結構一瞬で終わりそうです。

まとめ
  • 2段階制定額は日数が多いとかなりの出費になる。
  • 新型定額では1日980円と安い。(国内でのパケットパック上限までに限る)
  • 手続きが楽。
  • 一人での旅行向け

格安SIMスマホの場合

格安SIMスマホには、実は大手キャリアのような”海外ローミングサービス”がありません。

いえ、正確に言えばあるにはあるのですが、データ通信は対象にならないのです。つまりネットは出来ません。ただ「通話は出来ますよ」というだけなのです。でも通話は当然国際電話扱いなので高いです。

では格安SIMキャリアは海外では使えないのか。いえ、そんなことはありません!

方法としては2点あります。

国内で海外対応のSIMカードを購入する方法

MVNO業者は海外対応のSIMを販売しています。国内で予め海外SIMを購入しておいて、現地についたらSIMカードを挿し直すだけです。

主な海外SIMカード

楽天モバイル「海外SIM」
データ通信と音声通信(通話&SMS)対応。対象国は180カ国以上。

グローバルSIM TACT
データ通信と音声通信(通話&SMS)対応。対象国は約200カ国。

IIJmio 海外トラベルSIM
データ通信と音声通信(通話&SMS)対応。対象国は42ヶ国と少ないが料金一律。

トラベルSIMデータ
データ通信と音声通信(通話&SMS)対応。150カ国以上対象。

MightySIM(マイティーシム)
データ通信のみ対応。対象国は160カ国以上が対象。料金体系はパック料金のみで大容量ほどお得。

ちなみに、LINEは通話&SMSが利用できるSIMでないと使えません。つまり上記のうちMightySIMではLINEが使用できないと言うことです。

現地でSIMカードを購入する方法

現地のSIMを使用すれば現地向けのプランを利用できますので、1ヶ月以上の長期滞在ですとこちらの方が割安であるように思います。

ですが、手続きの際に現地の言葉で話せない場合に多少苦労しそうです。特にマイナーな国になればなるほど、英語も通じなかったりしますからね。

海外に慣れていて、出張などで長期滞在する人向けであると言えるでしょう。

普段は大手キャリアでも、格安海外SIMで旅行に行きたいと言う人には

ちなみに普段大手キャリアを利用されている方でも、海外SIMを利用する方法は有ります。

  • 旅行用にSIMフリー端末を購入する
  • お手持ちのスマホのSIMロックを解除する(キャリア、端末ごとに条件あり)
旅行用にSIMフリー端末を用意した場合、LINEなど予め普段のスマホで引き継ぎ設定をしておかないと現地で使用できません。これは電話番号の異なる2つ以上の端末で同一アカウントを利用することが出来ないためです。

格安simは割と料金体系が割と複雑ですので予めきちんと比較しておくことが必要ですね。
また、初期費用として3,000円かかるとことが多いようですので、1泊2日の旅行などだと逆に高くつく可能性がありますね。

ただ、プリペイド式であることから使いすぎる心配は無いですし、旅行の日数や、渡航の目的などで柔軟に料金を考慮することができるところが便利です。

まとめ
  • 格安SIMスマホは、海外対応SIMを用意するか、現地で購入することで利用可能
  • 大手キャリアと比較して、安くなる場合が多い
  • 各SIMで料金体系が複雑なのでしっかり比較し、特徴を把握する必要があるが、プリペイド式なので使用しすぎることが無い。
  • 一人での旅行向け

モバイルwi-fiのススメ

大手キャリアも、格安SIMも、今や海外対応が進みかなり安くなっていますね。こうなってくると、モバイルwi-fiなんて荷物になるだけだし、必要ないじゃ無いか!と思われるかも知れません。

いえいえ決してそんなことないんです!

なぜかと言うと大手キャリアのプランも、格安SIMも、あくまで個人向けであると思います。

家族旅行などどうでしょうか?お父さんだけスマホが使えれば良いでしょうか?

いまの時代そうじゃありませんよね。中学生でも小学生でもLINEを使う時代です。1台だけで収まるはずもありません。つまり5人なら、少なくとも980円×人数×日数となるわけです。結構かかりますよね?

そんな時に、複数台をネットにつなげるモバイルwi-fiがあると非常に便利です。費用も1台分ですしね。

人気の海外モバイルwi-fi

人気の海外モバイルwi-fi

GLOBAL wi-fi
対象は200ヶ国以上。1日あたり300円〜1,970円。250MB,500MB,1GB/1日

イモトのwifi
対象は200ヶ国以上。1日あたり690~1,880円。400MB,500MB,1GB/1日

Wi-Ho
対象は200ヶ国以上。1日あたり390~2,180円。250MB,500MB,1GB,無制限/1日

今現在メジャーとなっているのは以上の3社ですね。そのほかにも多数の会社があります。

海外モバイルwi-fiに関しても、料金体系は結構複雑ですので、日数、渡航先などでしっかり吟味したほうが良いです。

こちらのサイトがまとまっていて見やすいです。

モバイルwi-fiのメリットデメリット

モバイルwi-fiは、基本的にどの会社でも1台に対して、端末5台をつなぐことが可能です。つまり友達5人で旅行に出かけた場合、割り勘が出来て非常に安くなります。

また、1人でも1週間以内の旅行などでは、モバイルwi-fiの方が安上がりになる場合が多いですので、渡航日数によってメリットが出てきます。

デメリットとしては、wi-fi端末を常に持ち歩かないといけません。私自身はそれほど気にはなりませんでしたが、荷物を増やしたくなという方には少し重いかもしれません。

また、移動に12時間かかるような渡航先(ヨーロッパなど)は、出発前に国内空港でレンタルするので移動時間も利用日数に加算されている事になります。移動に長い時間のかかる渡航先では余分な料金を払う必要が出てきます。

まとめ
  • 端末1台につき5台まで繋げるので、多人数での旅行には便利。
  • 多人数の場合、割り勘でかなり安くなる。
  • 料金体系が複雑で、会社も多数あるため研究の必要がある。

まとめ

今回は海外旅行に行く際にネットをつなぐためには、大手キャリアスマホの場合、格安SIMスマホの場合、海外モバイルwi-fiの場合のパターン別でまとめました。

料金をできる限り安く抑えるには、

  • 何人で行くのか
  • 渡航先はどこか
  • 何泊何日なのか

という情報を元に、大手キャリアのプランなのか、格安SIMなのか、モバイルwi-fiなのかを判断する必要がありそうですね。

通信料に気を取られていては、楽しむハズの旅行も楽しめないですよね。

事前にしっかり研究して、自分にあった方法で行くようにしましょう。